築庭400年記念動画コンテンツ
築庭400年記念動画コンテンツ

広島県の名勝「縮景園」が2020年に築庭400年を迎えました。
この記念すべき年に様々なイベント・展示を企画しました。
庭園でのコンサートをはじめ,園内ガイドツアー、学芸員による縮景園関連絵画の解説など、動画を中心に「縮景園」の魅力をお送りします。
広島藩主浅野長晟の命により,武将茶人として知られる上田宗箇が1620年に築き、日本各地の大名庭園の先駆けといわれる「縮景園」は、広島市中心部にありながら、四季折々の豊かな自然を楽しむことができる庭園として県民や観光客に親しまれています。
400年の歴史を歩んだ「縮景園の世界」をお楽しみください。

江戸時代からの歴史を今に伝える名勝縮景園

縮景園(しゅっけいえん)は、江戸時代初頭の1620年(元和6年)から、広島浅野藩初代藩主 浅野長晟(ながあきら)が別邸の庭園として築成した大名庭園で、作庭者は茶人としても知られる家老の上田宗箇(そうこ)です。
古くは、「お泉水(せんすい)」又は「泉邸(せんてい)」と呼ばれていましたが、儒学者の林 羅山(らざん)が2代藩主光晟(みつあきら)の求めに応じて作った詩の序文「海山をその地に縮め風景をこの楼に聚む」から「縮景園」の名称が付いたと言われています。
その後、1758年(宝暦8年)の宝暦の大火による、園内の多くの建物の焼失や1783年(天明3年)からの天明の大改修を経て、1940年(昭和15年)、浅野家から広島県に寄贈され、同年、名勝の指定を受けています。
そのわずか5年後の1945年(昭和20年)、広島に投下された原子爆弾により壊滅的な状態になりましたが、1949年(昭和24年)から始まった復旧は約30年をかけて完成し、現在に至っています。

縮景園コンサート広島邦楽連盟

『みだれ』『老松』
『花紅葉』『秋風の曲』
『残月』『秋の歌』
『篝火』『夾竹桃』
『秋の調べ』

縮景園コンサート広島交響楽団

『月の光』
『枯葉』
『アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第二楽章』
『見上げてごらん夜の星を』

築庭400年 関連企画展

『縮景園と近世広島の絵画』
『築庭400年を迎えた名勝縮景園~縮景園の様々な魅力、紹介します~』
『縮景園と広島展』

上田宗箇流と縮景園

『武家茶道 上田宗箇流 ~受け継がれるウツクシキ~』
  

縮景園 ガイドツアー

『縮景園 ガイドツアー』
『齋藤先生まるわかり解説1 大名庭園の先駆け 縮景園』
『齋藤先生まるわかり解説2 縮景園を代表する名橋 跨虹橋』
『齋藤先生まるわかり解説3 作庭密度の濃い 鶴亀島』
『齋藤先生まるわかり解説4 悟りを開く三連橋 映波橋~昇仙橋~望春橋 』
『齋藤先生まるわかり解説5 一番大切な場所 有年場』
『齋藤先生まるわかり解説6 藩主の茶室・あずまや』