広島邦楽連盟プロフィール
邦楽の振興と後継者育成のため、技術交流し音楽的情操の涵養に資することを目的に1993年に設立。毎年、国宝不動院や縮景園で演奏会を開催するほか、アメリカカーネギーホールをはじめ海外8か国で公演している。
縮景園コンサート広島邦楽連盟『みだれ』
縮景園が築庭された400年前の同じ頃、六段の調べを作曲した八橋検校により作られた。 戦乱の世から平安な世へと願う思いを音色に託して表現された曲。古典を伝承している子供たちによる演奏。
(5分42秒)
縮景園コンサート広島邦楽連盟『老松』
秦の始皇帝が松の木に公爵の位を与え、樹木の中で最も位の高い木とした由来が「史記」に記されている。その由来をもとに、200年前、京都の菊岡検校が祝賀の曲として作曲。
(8分42秒)
縮景園コンサート広島邦楽連盟『花紅葉』
秦の始皇帝が松の木に公爵の位を与え、樹木の中で最も位の高い木とした由来が「史記」に記されている。その由来をもとに、200年前、京都の菊岡検校が祝賀の曲として作曲。
(8分42秒)
縮景園コンサート広島邦楽連盟『秋風の曲』
縮景園は唐の代表詩人白居易の詩にも歌われた中国の西湖を模したと言われている。 その白居易が馬嵬で処刑された楊貴妃の悲劇を詠った「長恨歌」をもとに、光崎検校が竹生島の弁才天に祈願して約200年前に作曲。
(7分35秒)
縮景園コンサート広島邦楽連盟『残月』
地歌は江戸時代に京都や大阪の豪商達の中で育まれた音楽で、中でも最高傑作とされるこの曲は、天明年間に活躍した峰崎勾当が豪商松屋の娘の追善曲として作曲。儚い月の光に今は亡き人を偲ぶ様子を三絃、箏、尺八で繊細に表現している。
(4分47秒)
縮景園コンサート
広島邦楽連盟『秋の歌』
皆に親しまれている 赤とんぼ・旅愁・もみじをメドレーで演奏。
(6分41秒)
縮景園コンサート広島邦楽連盟『篝火』
この曲は大阪万博(EXPO’70)開催を祝して、野村正峰が1970年に作曲した。 人類は火の発明により文明の第一歩を踏み出し、燃え上がる炎に人々の発展を重ね合 わせ歓喜する様子が躍動的に描かれている。
(6分41秒)
縮景園コンサート広島邦楽連盟『夾竹桃』
この曲は被爆50周年の時「平和の祈りコンサート」のため森岡章が作曲。 歌詞に広島の街の様子や縮景園、そして被爆後に力強く咲いた夾竹桃の花が盛り込まれている。今年は被爆75周年にあたり、あらためて平和祈念の思いをこめて演奏。
(5分47秒)
(以下歌詞部分抜粋)
水の都の太田川 六つに流れて安芸の海
デルタに明かき城下町 行き来もしげき橋の町
勝景集めし縮景園 西湖を模せし伝えあり
原爆ドーム月白く 平和の灯消ゆるなし
夾竹桃の縁(えにし)なり さみどり匂う広島に
蘇りたる幸とこしえに 幸とこしえに
縮景園コンサート広島邦楽連盟『秋の調べ』
秋の寂しさと乙女へのあこがれをセレナード風に歌った曲で、 宮城道雄が1918年に作曲。前奏は落葉を,間奏は虫の音を表現している。
(5分47秒)